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電気工事士の年収はいくら?相場と収入アップのポイントを解説!
2024-09-30
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電気工事士の資格取得済み、もしくは電気工事士受験を検討中の方も多くいらっしゃると思います。
この記事では電気工事士の一般的な年収や収入アップのポイントについて詳しく解説します。
良かったら参考にしてみてください。

電気工事士の平均年収

電気工事士の年収は、さまざまな要因により変動しますが、一般的な年収は300万円台後半から500万円の範囲が多く見られます。
厚生労働省の統計によれば、令和5年度の電気工事士の平均年収は551万円となっており、これは日本全体の平均年収に近い水準といえます。
電気工事士の年収がこのように幅広くなる理由としては、勤務先の企業規模や地域、雇用形態、経験年数、保有資格など、さまざまな要素が影響しているためです。次に年収に影響を与える要因についてまとめます。

初任給とボーナスの相場

新人電気工事士の初任給は、18~20万円程度が一般的であり、年収に換算するとおよそ250万円から300万円ほどになります。
初任給がやや低めに感じるかもしれませんが、これは電気工事士という職業が専門知識と技術を必要とし、「見習い」としての経験を積む期間と見なされるためです。
ボーナスについては、電気工事士の月収の約3か月分が相場とされています。
たとえば、年収が550万円の場合、ボーナスの総額はおよそ110万円ほどとなります。月額の手取りは独身者で29~30万円、ボーナスの手取りは80~90万円程度が相場として期待できます。
※会社によって異なりますので実際は勤務先、就職・転職先企業の就業規則などをご確認ください。

勤務先企業規模・地域による年収の違い

電気工事士の年収は、勤務先の企業規模や所在する地域によっても大きく異なります。大企業で働くか中小企業で働くか、また都市部か地方かによって収入に差が出てきます。
ここでは、企業規模と地域ごとの年収の違いについて詳しく解説します。

企業規模による年収

企業の規模によって電気工事士の年収は変わる傾向にあり、一般的には大企業で働くほど年収が高くなる傾向があります。一般的には以下のような年収の差が見られる傾向にあります。
小規模事業所(10〜99人): 平均502万円
中規模事業所(100〜999人): 平均548万円
大規模事業所(1,000人以上): 平均630万円
規模の大きな企業で働くほど年収が高くなることが多いですが、労働時間や休日出勤の状況によっては、中小企業の方が大企業よりも高収入を得られるケースもあります。
ですので就職や転職の時には、自分の働き方に合った企業を選ぶことが重要です。

地域による年収の違い

電気工事士の年収は、地域によっても変動します。都市部では年収が高く、地方では低くなる傾向が一般的です。
都市部では工事件数が多く、大企業に分類される企業数も多いため、平均給与が割高になりやすいです。

経験年数や役職、立場による年収の変化について

電気工事士の年収は、経験年数や職場での立場・役職によっても大きく変わります。経験を積むことで年収が上がり、特に役職に就くと収入はさらに増加します。ここでは、経験年数と役職別の年収について詳しく解説します。

経験年数ごとの年収目安

経験年数別の年収シミュレーション(電気工事士の平均年収より算出)
新人(経験0年): 年収2,681,000円
経験1~4年: 年収3,652,200円
経験5~9年: 年収4,137,500円
経験10年以上: 年収600万円以上を目指すことも可能
電気工事士は、経験年数が長くなるほど年収がアップしやすい職業です。
特に10年以上の経験を積むと、全産業の平均年収を上回る収入を得られるケースも増えます。
経験を積むことで技術力が向上し、より難易度の高い業務に携われるようになるため、その分の収入も増加するという流れです。

立場や役職による年収例(電気工事士の平均年収より算出)

見習い・新入社員: 250万~350万円
一定のキャリアを積んだ電気工事士: 300万~500万円
監督クラスや役職者: 400万~600万円以上
電気工事士として一定のキャリアを積むと、現場を管理する監督クラスや役職者になるチャンスが増えてきます。
現場でしっかりと経験とスキルを向上させることはのちの年収アップへと繋がる可能性が高まります。

収入アップのポイント

電気工事士として収入をアップさせるためには、さまざまなポイントがあります。資格取得や独立など、努力次第で大幅に収入を増やすことが可能です。
この記事では、特に有効な収入アップの方法を詳しく紹介します。

資格取得

電気工事士として収入を上げる最も確実な方法は、資格を取得することです。
特に「第1種電気工事士」の資格を取得すると、年収は大きくアップする傾向があります。
この資格を持つことで、84,000円から720,000円程度の収入増加が見込めることが多いです。第2種資格よりも難易度が高い分、給与も高くなる傾向があるため、電気工事士としてのキャリアアップを目指す方にとって重要なステップです。
資格取得により、現場での責任ある業務を任されることが多くなり、仕事の幅が広がるとともに、昇給や昇進のチャンスも増えます。
また、資格を取得することで、大企業への就職や独立時の信頼度向上にもつながるため、長期的なキャリアプランを考える上でも大きなメリットがあります。
働きながら資格取得を目指すことは大変ですが、職場の有資格者の上司や先輩にわからないこと相談・質問して効率よく勉強を進めることもポイントの一つです。

まとめ

電気工事士の年収は、勤務先の規模や地域、雇用形態、経験年数、取得している資格など、さまざまな要因によって変動します。
都市部の大企業で働くと年収が高くなる傾向がありますが、中小企業でも労働環境によっては高い収入を得られることもあれば、自分のライフプランに合った企業に出会えることも大いにあり得ます。
「第1種電気工事士」などの資格取得は電気工事士としての年収アップの大きなポイントになります。この記事でも紹介したとおり、電気工事士は資格取得やスキルとキャリアアップ、就職先の選択など工夫次第で年収アップを図ることも可能な職種です。
電気工事士として就職や転職を視野にされている方は、自身の目標やライフプランにあった働き方のできる企業を選ぶようにしましょう。

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